難病のお子さんのドキュメントをやっていた。
生まれつきの脳の障害で、
話すことも歩くこともほとんど出来ない。
しかし、リハビリをすることで
発達して行く可能性があるのだという。
指導する方の言葉が印象的だった。
「あきらめない。そして、否定的な言葉をお子さんに言わない。」
二歳前ぐらいのそのお子さんは、ハイハイがやっとだった。
見ていると、歩くのは難しいのではないかと思えた。
私には、成長しても車いすに乗っているその子の姿が浮かんだ。
ところが、「二年後。。」というナレーションの後に
元気に走っている姿が画面に映し出された。
人間の可能性は限りないと思い知らされた。
無理と決めつけることの愚かさと傲慢さ。
私は自分や家族にいったいどれだけの
否定的な言葉を投げかけてきただろうか。
無限の可能性を秘めているというのに。
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