2011年6月1日水曜日

アメニモマケズ

3.11以降ものすごく色んなことがあった。
いちばんつらかったのは、大好きな友達が
そしてその子供達が遠くへ疎開してしまったこと。
でもその選択は正しいと思った。
一番大切なものは何か、いつも教えてくれるのは彼女だった。
だから私なりにどうやって家族を守ろうか考えることができた。
きっと彼女が教えてくれなければ、目を閉じてしまっていたかもしれない。

私は人に認められたい願望が強くある。
存在を認めてもらえないと不安になる。
「見捨てられ不安」などと心理学ではいうのかな。
なぜか分からない。
生い立ちなのか、前世なのか。

ずっとその不安を抱えながら頑張って来た。
愛されるように愛されるように振る舞って来た。

年を重ね、体や心が頑張れなくなってきて。。
今少しずつその愛され願望を手放しはじめている。
いい意味で諦めてきた。

宮沢賢治のアメニモマケズ
デクノボーの自分。

それでもいいから誰かのために
何かひとつでも出来たらいいな。


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